テーブルタップの組み立て不良による事故例と組立チェックシートをPDFファイルにてダウンロード出来ます。
プリントアウトしてご使用下さい。
  テーブルタップ事故例とその原因について
テーブルタップ組立チェックシート

コード処理
コードむぎ
コードむぎのこつは、ビニール被膜の厚みの半分位づつ切込み、コードを回転させながら徐々に切込んで行く。2〜3回同じことを繰り返した後、切除部をニッパーで引っ張ってむぐ。
コードの数cmは無駄にしても、わざと失敗しながら練習すること。
コード加工(3種類の加工法をご紹介します)
[端子付加工] 圧着端子のつけ方
[[”の”の字のやり方]  

ニッパーで脱皮する

こて先やドライバーの+の先を用いると「の」の字が作りやすい。

”の”の字、めがね型は、工具の充分でない家庭で作る時、便利です。
   

プラグ刃への取付
圧着端子付コードのプラグ取付

ドライバーの使い方のコツ

押える力7、廻す力3で締付ける。
ドライバー先の号数とねじ山があっていること。

プラグ本体をしっかり握り、20mmφの取っ手の+先端2号のドライバーなら、力一杯締付ける。手が1/4回転空廻りするまで力を入れる。
スタビードライバーなら、きちんと締めたらそれでよい。
電気の通じる部分(端子金具)の締付けは、電気用品取締法、技術基準で5kg以上のトルクで締付けるように決められている。

左絵のように、2本の銅線が接触するとコードが燃え上るかブレーカーが落ちるかどちらかで大変危険。
●テスト
ともに片方締付けた後ごとに、左右前後に引っ張ってみる。微動だにしなければ合格。もう一方も同じように組込み、後にテストする。
テーブルタップへのコード取付
コードの取り付け
力一杯締付け、手が1/4空廻りするまでドライバーを廻して締める。プラグの組立も同じように5kg以上のトルクで締付ける。
但し、スタビードライバーで力一杯(8kg以上)のトルクで締付けると刃受金具のねじ山がこわれます。
●テスト  
端子のビス止めが完成かどうか、写真のようにコードを前後左右に引張ってみる。微動だにしなければ合格。少しでも動きがあればやり直す。
もう一方も端子取付後、同テストをすること。
   

テーブルタップの組立不良による発熱
コードむぎ
組立不良によって焼け焦げたテーブルタップ(右側のビスは全く締まっていなかった。)※組立て1〜2年後になりやすい。

正しく締めたものは発熱しません。

締め方がゆるい場合は点接触となりそこから発熱します。

ねじは5kg以上のトルクで力一杯締めて下さい。
締め方がゆるい場合はそこから発熱します。ご注意下さい。
●発熱の原理

配線器具の事故例
配線器具は、正しく組み立てた後、通常の使用であれば全く危険はありませんが、
間違った使い方をされますと、事故発生の恐れがありますので充分ご注意下さい。
たこ足配線は非常に危険です。

この様な現象をトラッキングという。

締め方がゆるい場合は点接触となりそこから発熱します。

通電しなくなり、発火の恐れがあります。