ビットとバイト

ビット(bit)、バイト(byte)とは

コンピュータを学習する上でよく耳にする単語でビットやバイトがあります。
では、このビット、バイトとは何なんでしょう。

bit(ビット)とはbinary digitの略であり直訳するとbinaryはデータ形式、digitは桁であります。要するに扱えるデータの桁という意味です。
byte(バイト)とはデータの単位で、1バイト=8ビット(8桁のデータ)です。つまり、8桁のデータを1単位とするのがバイトです。
1バイト×1000倍=1キロバイト(KB)
1キロバイト×1000倍=1メガバイト(MB)
1メガバイト×1000倍=1テラバイト(TB)
というように単位が変わっていきます。

2進数

普段計算で使っている数字は0〜9までの10個の数字であり、これを10進数といいます。

2進数とは0と1の2個の数字を使って計算するのを2進数といいます。

 

10進数の場合0~9まで行くと次に桁が上がりますが、
2進数の場合0→1の次で桁が上がります。


では、なぜコンピュータは2進数なのでしょうか?
それは、コンピュータが数字を表現しやすかったからです。
昔のコンピュータは今のコンピュータほど高性能ではなかった為、電圧を計測しても性能によって誤差が生じ計算がうまくできませんでした。

例えば左図のように”1”は0.1V、”2”は0.2Vのようにしたとしても"1"を出力したい時、正確に0.1Vが出力出来なかった。


それを解消したのが2進数で電圧があれば1、なければ0とすれば電圧に誤差が生じても
とにかく電圧があるかないかで0か1に判別でき正確に計算できたのです。