STEP8 ネットワーク制御に挑戦

8-1.ネットワーク経由で制御してみよう

ネットワーク

このステップでは、ネットワーク経由での制御に挑戦したいと思います。
LANを使って別のコンピュータに接続されたレインボーライトを操作することができます。


例題1
2人1組になってお互いネットワーク設定をしましょう。
ネットワーク設定のヘルプ
(ヘルプ参照後は、左のメニューかブラウザの戻るボタンで学習ナビに戻りましょう。)

例題2
相手のレインボーライトを自分の好きな色と時間で点灯させてみよう。
接続中のコンピュータに命令を送信し、実行するには

例題3
メッセージ送信ボタンを押して、お互いにメッセージを送ってみましょう。
メッセージの交換をするには

例題4
お互いに何色で何秒点灯させるかをメッセージで指示を出し合って、レインボーライトを光らせてみましょう。


例題5
ネットワークの設定で接続するコンピュータの数を増やして、6人でみんなのレインボーライトを制御し合ってみましょう。
ちなみに、ネットワーク設定の送信先設定に自分のIPアドレスを入力すると自分のレインボーライトが制御できます。

まとめ
博士 ネットワークを使った、レインボーライトの制御はうまくいったでしょうか?
ネットワークでの制御も自分の使っているパソコンからの制御も、同じように簡単にできたと思います。
実際に、工場の機械をネットワークに接続して、遠く離れた場所から故障した所を診断したり、携帯電話を使って、自宅のエアコンのスイッチを操作したり出来るようになっています。また、全てのもの(製品や機械その他いろいろ)にコンピュータを埋め込み、ネットワークに接続するという実験も行われています。
このようにコンピュータ制御とネットワークは、将来ますます結びついていくと思われます。このレインボーライトで未来を少し早く体験することが出来たと思います。

*ネットワークにおける注意点*
ネットワーク レインボーライトのネットワーク制御では、接続が許可されると自由に相手のレインボーライトを制御することが出来ます。つまり、一度接続許可をもらえば、ネットワークを使って相手のレインボーライトを自由に使用することが出来るのです。
SF-05では、ネットワーク経由の制御を体験してもらうために、接続相手の確認を簡単にしたり、ネットワーク上を流れるデータは入力したデータをそのまま送受信しています。
本来は接続相手の確認に、ユーザ名とパスワードの入力を行ったり、ネットワークで送受信するメッセージやデータは暗号にして送ります。SF-05では接続確認やメッセージの暗号化などはしていません。
例えば、2人だけで授業中にこっそりメッセージのやりとりを行おうとしても、その時に2人のIPアドレスを設定している人にも、メッセージの内容が分かってしまいます。
現在のネットワーク社会では、重要なデータをやりとりする場合には、高度な暗号技術などが研究されて使われています。

ゴール

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