LEDとは、Light Emitting Diodeの頭文字をとったものです。
直訳すると光を出すダイオードという意味です。
ダイオードとは、1方向だけにしか電流を流さない半導体素子です。
一般的なLEDは、図2-1のように足が2本です。長い方(アノードと言います)をプラスに
短い方(カソードと言います)をマイナスに接続し電圧を加えると発光します。
一般的なLEDは、1色しか出せません。
レインボーライトに使用しているLEDは、フルカラーLEDというものです。
見た目には、単色発光のLEDと同じようですが、足が4本あります。
図2-2の左側の1番短い足から順に番号を付けて説明すると
@緑色のアノード(+)
A青色のアノード(+)
B3色共通のカソード(-)
C赤色のアノード(+)
というようになっています。見た目は、ひとつのLEDですが、フルカラーLEDは、緑、青、赤の
3つのLEDが入っているものです。
緑、青、赤のどれかのアノードに電源(電池)の+をつないで、カソードに−をつなぐと光ります。
つなぐ電源(電圧)の大きさは、各色で決まっています。大きすぎると壊れるし、小さすぎると光りません。
赤は約1.9V、緑は約3.5V、青は約3.6Vをつなぐようにできています。
3つの色の組み合わせで何色もの光を出しています。
色の組み合わせに関しては、資料集
を参考にしてください。